このブログは不定期更新です。


不動産の売却と購入を、誰にも相談せずたった一人で決めて、知らない町に引っ越してきた私は、ブログのネタは当分の間、困らないと思った。(笑)
で、このブログを以前は短期間で閉じてしまったのに、再開させたのだ。
このブログを再開させるにあたり、「ブログ村」の参加を決めた。
ブログ村で上位に行くぞ!!なんて気持ちはさらさらなく、ただの気まぐれなんだけれど。
だから、実はびっくりしている。
まだ11件の記事しか書いてないのに、読んでくれている人が多くいることに面食らった。
恐るべし「ブログ村」!!!
私は最初はHPから初めてブログも閉じては立ち上げるということを20年近く前からしているが、ブログ村に参加してこのブログの読んでくれている人の数に、正直…どうしようかな…という気持ちでいる
戸惑っている。
まあ、全てが好意的に読まれているわけではないと、いくら私が鈍感でも十分わかる。
ぽちっと押してくれる人は3人から5人くらいに定着しているから。(笑)
どなたかわかりませんが、ありがとうございます。
共感が得られているのかどうかはわからないが、反感も買うようなブログ内容だとは思っているし(笑)、それでもネタが続く限りは続けようと思っている。
ただ、私は現在、糖尿病の16歳の猫の世話で、毎日追われている。
1日2回のインスリンの注射と、尿糖をチェックするために尿を計り、食事のカロリー計算をして、何とか少しでも長く一緒にいられる時間を持つために努力することが、今の私の大切な使命なのだ。
だから、このブログは不定期更新です。
毎日は更新しませんので、お時間がありましたら、覗いてくださいね。
以上、よろしくお願いいたします。




[ 2016/07/31 20:05 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)

今の家に引っ越すまで・・・4



本契約から引っ越しまで、1か月以上も間が空いた。
その間、私はこの家に一度も来ていない。
ガスの開栓の仕方も忘れてしまっていたので、ガス屋さんに当日来てもらった。
ガス屋さんが言った。
「あのですね・・・sofianohahaさんが引っ越して来たら、電話くれるようにとHさんに言われているのですけれど・・・」
私は、ほとほとあきれて言った。
「ほおっておけ!!無視していいから!!相手にしなくていい!!」
これがいつもの口調の私の実態。(笑)


この家を内覧したときに、不動産屋さんの車の中で、「いい年をした年配の女が、一人で知り合いのいない町に引っ越してくるのは、珍しいのでしょうね。」と私は聞いた。
不動産屋さんは、そんなことないと言った。
この商売を始めてから、3000件以上の取引があるが、いろんな人がいましたし、いろんな人生がありますしね。
女性も、ご主人が亡くなったり、離婚したりで一人になる人はいくらでもいますから。
・・・・というようなことを言った。
そして、それ以上私のことについては聞かなかった。

Hさんは、決して悪い人ではないが、私が一人で移住してくるということで、私を可哀想な人という印象を持ったのかもしれない。
なにしろ一人暮らしというと、寂しいだろうなあと思う人が多いらしいから。(笑)

私は自分のことを話さないから、勝手に想像してもらうしかないのだが、不動産屋さんはそういう点では商売が上手で、決して私のことについて触れない。というか興味をもたない。

実は私には夫がいて、別居かもしれないし(いないけれど)
実は私には内縁の夫がいて、後から来るかもしれないし(いないけれど)
実は私には大金持ちのパトロンがいて裕福かもしれないし(いないけれど)
そういうふうな想像力を持ってもらえばよかったが(笑)、Hさんは、私を薄幸の女性と見たのではないだろうか?
私は嬉々として引っ越してきたのだが。

Hさんは、この家を手放すことに相当の決心が必要だったと思う。
何しろ、20年も通い続けてきた家である。
来れば、1か月は滞在していたというから、もちろん愛着もあると思う。
庭も、日本庭園と言っていて、かなりご近所さんに自慢していたということを、後で聞いた。
そのHさんが大事にしていた家や庭を、私がどんな人間かを知らないから、大切にして引き継いでくれると勝手に思い込んだのではないだろうか・・・。
家は売り飛ばしたら、買主のもので、諦めなきゃならないのに、いつまでも諦めきれずに執着しているように思えた。

私は前の家の庭から両親の植えた牡丹やシャクナゲ、キンカンの木を持ってこようと思い、解体前に掘り起こしに行った。
でも、根が深くて掘り起こせなかった。
「そうか・・お前たちはこの家と共に、一緒に死んでいくんだね。」
そう言って、未練はあったが諦めたのだ。
不動産屋さんがHさんのことを「いつまで自分の家だと思っているのだろう・・・」と言っていたが、どこかで思いを断ち切らなければならないのだ。
断ち切れないのであれば、売却するのを諦めればよかっただけだと思う。


私は猫のために家を購入したのである。
私が快適に暮らすということは、まずは猫たちが快適でなければならない。
私はHさんに猫を5匹飼っているとは伝えていない。
だから、Hさんの自慢の家は、お気の毒だがいつか猫に荒らされる家になる。
もう、うちのおてんばな猫は、新しい壁紙で爪をといでいる。
立派な応接セットが置かれていたHさんのリビングには、今は猫のトイレが君臨している。
引っ越してきた2日後には、庭の木は管理会社の人に頼んでほとんど切り落とした。
もちろん有料で。
2トントラックの荷台に、満杯の大量の木々の山。
それでも残ってしまったものもあるのだ。
10坪にも満たない小さな庭によくぞこれだけ植えたと思うくらいの樹木。
私は樹木も、自分より背の高いものはいらない。
これからもっと年老いていくのに管理ができない。


何もない生活をずっと私は望んでいた。
猫たちと私は、これからひっそりと暮らしていくのだ。


終わり。


[ 2016/07/27 21:18 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)

今の家に引っ越すまで・・・3



不動産屋さんの車の後をついていくかたちで、購入した家に着くと、ガス屋さんはまだ来てなくて、その間いろいろな説明を受けた。
駐車場のポールの下げ方や、水道の開栓の仕方。
雨戸の開閉の仕方など。
駐車場はきれいに出来上がっていたし、家の中に入るととてもきれいにクリーニングされていて、壁紙も売却するまえに張替えていたから、まるで中だけ見れば、新築のようだった。


この場所は、不動産屋さんが開発して売り出した土地で、別荘利用している人は私の隣一軒だけで、あとは定住している。
Hさんのように他県で別荘として使用している人は、不動産屋さんの系列の管理会社が、留守の間管理している。

ガス屋さんがなかなか来ないので、不動産屋さんには忙しいだろうからつき合わさせるわけにはいかないと思い、私一人で待つからと帰ってもらった。
ガス屋さんがきて、プロパンガスというのは私は初めてなので、いろいろと質問したりしてガスの開栓をしてもらった。


そこに、管理会社の車に乗せられて、Hさんが来たのである。
そして、家の中の説明が始まった。
和室の襖がきしんでいたので、直したとか…そういう話である。
そういうことは、もう売却後の話であるから、必要はないのであるが、クリーニングを入れてくれたことだし、私は「ありがとうございます」を繰り返した。
そうして、今度は外に出て庭の木々の説明である。
庭の石は、僕が全国から集めた物です~とか言うので、よく見ると、漬物石よりも大きなものがごろごろしていて、私にとっては迷惑以外の何物でもないが、得々として話が終わらない。
私は庭の木々は全て切るつもりでいたので、さすがにうんざりしたが、管理会社の人が、小さな声で、私に「すみません」と謝った。
「Hさんの話が終わるまで、どうか耐えてください」みたいな意味だと思う。(笑)

そうして、管理会社の人に帰ることを促されたときに、Hさんは「では、最後に・・・記念に・・」と言って、携帯を取り出して私に向けようとした。
そこで、私が怒鳴ったのだ。
「写真はやめてください!写真は嫌です!」
私はそばにいたガス屋さんの後ろに移動した。
Hさんは私の剣幕の声にびっくりしたのか、携帯を握りしめたまま、呆然としている。
張り詰めた空気が漂った。
管理会社の人が、「ほら、嫌だって言っているんだから」とHさんに言ってくれて、その場は収まったのである。

普段の私だったら、「このくそオヤジ、何考えているんだ!ふざけるな!!」とかの言葉になっていたと思うが、そこは自分でもよく抑えたと思っている。(笑)

続く

[ 2016/07/26 21:06 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)

今の家に引っ越すまで・・・2


3月は仕事があるので、手付金だけ振り込んで、本契約は4月にした。
内覧したときに、Hさんは連絡先を教えてきた。
話の流れとして、私も教えないわけにはいかず、また、不動産屋さんもHさんの携帯番号を知らされてないかったので、お互い教えあうということになった。


Hさんから、連絡があった。
駐車場は砂利だと8万、コンクリートだと12万で、どちらにするか?というのである。
こういうことを、聞いてくるのか・・私に!とは思ったが、申し訳ないので砂利でいいですと言った。
すると、8万でも12万でもたいして変わりがないですよと、笑いながら余裕をこくのである。(笑)
では、コンクリートでお願いしますと言った。
そこまではいい。
それから、本当にしょうもないことで連絡が来るようになった。
くみ取りをしたとか(浄化槽なので)、固定資産税はどうしますか?とか、新品のテレビと電子レンジをくれるとかだ。
テレビと電子レンジは持っているし、それにテレビはもともと見ないと言ったのだが、こういう人って、本当にいい人なんだろうけれど、そのいい人ぶりを押し付けてくる。
私は、実は無口な人間だ。
親しくなれば饒舌になるが、人見知りが激しいし、だからほとんどHさんにも、「すみません」とか「ありがとうございます」ばかりの返事が多くなる。
そうすると、そう言われることに満足するのか、だんだん上から目線になっていることに気がつかないのだ。
提案を断ってばかりいると、「僕はあなたに快適に暮らしてほしいのです」と言う。
快適に暮らすなんてことは、その人その人で違うってことが理解できていない。
この押しつけがましさが不愉快にさせているということに気がついていない。
そして、家の売買と関係のない話で、仕事はどんな仕事をしているのか?息子の勤め先の会社名を教えてほしいとか、だんだん私もいらついてきた。


そして、仰天するようなことを言った。
「不動産屋さんに電話をかけないようにと言われているので、僕が電話してることを内緒にしてね」と言ったのだ。
そもそも、不動産屋さんに内緒にしなければならないことはないはずだ。
これはまずい!
とっさに思い、それから、私は元々持っている素を前面に出すこととなる。


仲介手数料を不動産屋さんに払うのは何故か?
不動産屋さんが間に入って、仲介手数料を支払う以上、売主と買主が個人的に連絡を取り合う必要はない!
固定資産税は、不動産屋さんが計算して、分配することになる。
お気持ちはありがたいが、駐車場をつくってもらっただけで、もう十分満足している・・ということなどを、私は伝えたのだ。

わかりました。とは言ったが、わかってない。
わかってないと思ったから、私は不動産屋さんにぶちまけた。
電話を内緒にしてねって言われたということを言うと、電話口でおそらく絶句だっただろう。
くれるというものは、全ていらないと伝え、連絡先を教えてしまったのは私のミスだけれど、仲介手数料が発生しているのだからお宅が間に入って物事を進めるべきだし、ようするに、このHさんをどうにかしてくれと強い口調で言ったのだ。
不動産屋さんは「わかりました。私が間に入っている以上、責任をもってすべてやります!」と言ってくれた。
私はそれからのHさんからの電話は全て無視した。
この不動産屋さんは、最終的な本契約まで責任をもってやり遂げてくれた。
本契約の時は、司法書士が来るまでの待ち時間、Hさんとは別々の部屋で待機していたし、顔を合わせたのは、押印するときのわずかな時間くらいだ。
そして、支払いを済ませ全て終わったときに、時間をおかずに、つまり雑談の時間を作らずに、不動産屋さんが私に、ガス屋さん(プロパンガスなので)と待ち合わせしているから行きましょうとすぐに事務所を出るように言ってくれた。

しかし、この後、マジで私がブチ切れることが起きるのだ。


続く








[ 2016/07/23 22:59 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)

今の家に引っ越すまで・・・1



3月12日に自宅を売却契約をして、3月18日に私は今の家を内覧している。
この物件は、価格が当初より少しずつダウンしていて、これ以下にはならないだろうというところで、取り扱っている不動産屋に電話を入れた。
ちょうど若い夫婦が商談中で、親族7人を連れて内覧したばかりで、その人たちが決まらなかったら、連絡をくれることになっていた。
5日過ぎて、決まらないと思うので内覧していいということになった。
不動産屋さんの事務所に行くと、猫2匹がドアのところで出迎えてくれた。
それだけで「おお~なんて賢いんだ!」と、気持ちがほぐれた。
脱走しないだけでも偉い!
うちの猫たちは隙あれば脱走しようと待ち構えているので。

家に案内されると、なぜかそこに売り主の70代後半かと思われる男性がいた。
居住中の物件ではないのに、荷物はしっかり残っているし、前日に来たと言う。
しかも、4月5日ころまでは、居るという。
帰り不動産屋さんが言っていたが、物件を案内して、売主がそこにいるという経験は初めてだと言っていた。
家の中を一通り案内された。
2階の窓のところで、不動産屋さんが言った。
「向こうに青いものが見えるでしょう?」
遠くの家と家の間から、ほんのわずかに青いものが見える。
「あれは海ですよ」
「ええ~海~!!!
それじゃ、あそこから太陽が昇るんですか?」
なんと、おバカな質問をしたのだろう。(笑)
日の出を見るなら、海まで行って見た方がいいですよ。きれいだから~と言われた。
そこで、口には出さなかったが、私の気持ちが決まった。

簡単な内覧が終わると売主さんに(仮にHさんとする)どこから来たのかと聞かれ、答えると被災地だったのでえらく同情された。
そして、Hさんが50万下げた金額を提示した。
不動産屋さんがびっくりして、Hさんの顔を見た。
価格が下がると仲介手数料も下がる。
そして、不動産屋さんが駐車場を増やすのであれば、庭をつぶして作るといいですね。と言ったら、Hさんが、息子に相談してOKが出たら、駐車場は作ってくれると言うのだ。
それは遠慮して一応断ったが、後日、不動産屋さんから連絡があり、駐車場をHさん負担で作ってもらえることになった。
売主であるHさんが、たまたまこの家に来ていなかったら、この話はなかったことになる。
不動産屋さんの話では、ここが今まで決まらなかったのは駐車場が1台しかないことと、土地が狭いことだと言っていた。
今は夫婦1台ずつ車を持っているし、中年の夫婦も内覧に来たが、土地が狭くて野菜作りができないという理由で断られたということだった。
私は、畑はしない。花も育てないと伝えていたから、たぶん私向きだったのだろう。


Hさんはとてもいい人に思えた。
しかし、これが私のツメの甘さだ。
私の尊敬する友達に、すぐ他人をいい人だと思ってしまうところは、甘い!と叱られたが、確かにその通りで、あとでHさんの親切心が重く感じることとなる。

    続く。














[ 2016/07/22 21:34 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)

猫と住む家のこと。



今の家に引っ越してきてからもうすぐ、2か月になる。
2か月間、何をしていたのかというともちろん片付けだが、あとはひたすらDIYだった。
日曜大工は私の趣味の一つなので、楽しみながらちょこちょこ遊んでいた。

家は雨風がしのげればそれでいいという考えは変わらない。
価格が安くて小さい土地と小さい家、そして人口の少ない田舎町を探していた。
本来なら、年齢のことを考えれば、自分の家は持たない方がいいのかもしれない。
息子は首都圏に新しい住宅を購入済みだし、私の家は必要ない。
賃貸もずいぶん探したが、私の弱みの5匹の猫は、どこのアパートでも断られた。
ペット可の住宅でも、せいぜい認められるのは2匹までだった。

これは猫のために家を買うしかないと考えた。
もちろん中古住宅である。
私は今、共に暮らしている猫のために最低でも10年はこれからも生きなければならない。
だから、10年住めればいい中古住宅ということで探した。
終の棲家になるかどうかはわからない。
猫たちがいなくなったら、母親が帰りたがって叶わなかった北海道に住みたいと思っているけれど。
でもそのころは、もう私の体力も気力も残っていないかもしれない。


私はどこで生きてもいい自由さがある。
北海道から沖縄まで、ネットサーフィンで家を探す日々が続いた。
現実的には、猫の移動のための負担を最小限に抑えるために、住んでいた町から車で3時間以内。
できれば2時間以内と、最終的に絞り込んだ。
今の家は前の住んでいた家から高速を使うと2時間くらい。
下道では3時間。

そうやって、今の家が決まった。
3LDK。2階建て。
1階は10畳のLDKと6畳の和室。
2階は6畳と4.5畳の洋室。
土地は40坪。
築21年。
価格は・・・私が現金で買うくらいだからかなり安い。(笑)
東京に住んでいる人が別荘として使っていた家。
別荘というと、いかにも収納がなくかわいらしい家を想像するが、私が購入した家は普通の瓦葺屋根の木造の家。
この売主が私をあとで悩ませることになるとは、その時は想像もしなかったのだが・・・・。


前の自宅の売却代金は実はまだ最終的にもらっていない。
だから、今の私はお金がない。
生活苦である。
不動産屋とか解体業者とかの話はおいおい書いていく。
怒りしかないが・・。




[ 2016/07/19 21:17 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)

あきれて苦笑しながら不用品を処分した。


両親が亡くなってから、片づけたはずなのに、あきれるくらいの大量の不用品の山。
家を解体するということがなければ、そのままずっとそこに忘れて残っていただろうと思えるほどの、不用品であふれかえった。
荷物を残したまま、あとは解体業者に処分を依頼するという選択肢もあったが、それでなくても解体代は高い。
耐乏生活に入るのに、契約以上の金額は支払いたくない。
だから、片づけるしかなかった。


何しろ押し入れの奥の奥にあるもの、天袋のものとかは、最後に見たのはいつなのだっていう感じで荷物があった。
収納場所が多ければ多いほど、そこに収まることができる限り、不用品は増えて眠っていくという気がする。
花瓶なんて、14個もあった。
両親が買い求めたものではなく、頂き物ばかり。
思わず笑ってしまったくらいだ。。
こんなに数があっても使うはずもない。
サスペンスドラマの小道具で使う、ガチャンと割れるような花瓶ではなく、どれもでかくて重い。
処分のために運ぶだけでも嫌になったくらいだ。

花瓶は2つだけ残した。
そのうちの一つは、父が勤め上げた会社からいただいたもの。
父が亡くなってから1年ぐらい過ぎた頃、父の勤めていた会社から遺族に本社への招待があった。
定年になって何十年も過ぎていても、死亡してから直近1年ぐらいをめどにまとめて招待されるようだった。
そういうことがあるとは、連絡が来るまでもちろん知らなかったが、大手町にある本社へ私が出かけた。
私が行ったときは50人くらいの遺族がいただろうか・・。
本社の各フロアの社員の仕事ぶりを見学して、近くのホテルでの昼食会。
父は転勤族の地方勤務だったから、娘の私が本社を訪問するってのも考えてみれば、どうなんだろうか?
定年後、一定期間の区切りで、元の社員を招待した方がいいと今になって思うけれど。
その時の記念にいただいたものが、小さな一輪挿しだった。
それは、私の記念として残すことにした。

両親は何も指示せず、まったく片付けもせず亡くなったが、片づけようを思ったときはすでに老いて体力がなくなっていたのだと思う。
片っ端から片づけ捨てということを繰り返したが、これができた体力があってよかったと思う。

私のものを、処分したもので、悲しかったのは重いだけで色あせていくであろう全巻そろったコミック本だ。
買取店に持っていったら、あまりの安さに驚愕した。
ネットオークションでは、高値で取引されているものでも、二束三文になるという現実。
持ち帰ってオークションで売ろうかとも思ったが、そんな気は起きないだろうと思い、泣く泣く手放した。
コミック本は処分してよかったけれど、何が自分にとって大切なものかを考えた時に、無くなって後悔するものが大切なものなのだろうと思う。
人間関係も同じで手放して解放される場合もある。
その見極めが難しいのだけれど。



[ 2016/07/16 20:43 ] 断捨離・終活 | TB(-) | CM(-)

チェーンソーに助けられた。



私の身長は年をとって少し低くなったので現在160センチくらい。
今回の断捨離で私が思ったことは、私の身長を超えるものはいらないということだった。
だからと言って、前にも書いたが市の粗大ごみに出すには、一人で門の前までは運べない。
有料だし出せる日も順番待ちだし、一度に出す数も決められている。
手続きも面倒なのだ。
電気チェーンソーは、前にタンスを砕いたときに使っているから、慣れている。
徹底的にチェーンソーを使った。
これほど役に立てばおそらく購入した時の元は取っていると思っている。(貧乏くさいところが表れてしまうが・笑)
3段になっている桐の和タンスは母のものだが、上段だけ処分して、私の身長より低くして残した。
ドレッサーは大きな鏡の部分だけ外せて、自分で持てて門前まで運べたので、粗大ゴミへ。
鏡とかガラスとかの処分は、危険だから自分で砕かない方がいいと思った。
ドレッサーの代わりにオークションで小さなメイクボックスを落札した。
メイクボックスに入るものだけが、私の必要な化粧品ってことになる。

布団入れタンスは、押し入れよりも大きくて、扉を外して取っ手も取り外し、チェーンソーで切った。
とにかく物を持たないということを何よりも考えたので、ダイニングテーブルのセットも必要なく、これもチェーンソーでまっふたつのした。

時間があれば、市の燃えるごみの日に出せる大きさにするのだが、そういう時間がもったいなくて、おおざっぱな切り方をし車に乗る大きさにして、直接市の処分場に運んだ。
あまりにも何度も通うので、処分場の職員に顔を覚えられて、「いつも来てるから、捨て方わかるよね~」と言われてしまった。
私の住んでいた市はゴミの分別がとても細かい。
直接持ち込む処分場も、あちこちに散らばっていて遠いが、とにかく処分処分の日が続いた。

これは食器棚として使っていた書棚の解体。

SN3U0832.jpg

チェーンソーは簡単である。
本格的なチェーンソーではなく安価の電気チェーンソーだから、女性でも使いこなせる。
きれいには切れないが捨てるだけだから、十分な活躍をする。
高価な家具はないから、切ってみればわかるが、側面の板は中が空洞である。
こういうものは、一度刃を入れてしまえば、スムーズに切れるし、そこが面白い。

SN3U0834.jpg


私はこういうことを楽しんでやる。
つまり一人遊びが面白いと思えることを増やしていけば、一人暮らしも暇だ~なんてことはないと思っている。


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[ 2016/07/11 22:20 ] 断捨離・終活 | TB(-) | CM(-)

介護ベットが不用品になった。



5月に入ってから、本格的に引っ越しの準備に入った。
不用品の片づけが、これほど体力を奪うものかと思うほどだったが、不思議なもので腰痛持ちの私が腰痛は一度も起きず、1階と2階の上り下りの日が続いた。
試しに歩数計で計ってみると、家にいるだけの動きで、8000歩近い数字になった。


不用品処分で一番頭を痛めたのが、母の介護ベットだった。
パラマウントベットで、家具調の電動介護ベットだ。
今はレンタルする人が多いと思うが、母は父が亡くなってから、まだ自分が動けるうちに介護ベットを購入したのだ。
母が亡くなってすぐ処分を考えればよかったが、将来私が使うかも・・・とせこい考えを持ったのがいけなかった。
転倒防止柵まで残しておいた。
一人で動かすのはまったく無理で、ビクともしない。
猫たちの昼寝の場所になるくらいの役にしかたたなくなっていた。
マットレスはこれがすごくいい。
猫たちだけが満足していたのだ。

市の大型ごみに出すには重すぎた。
大型ごみを回収する人は、宅地内には入れない規則になっている。
門の前まで出しておかなければならない。
一人で片づけをすると決めた以上、他人の手を借りるつもりはなかった。
追いつめられると不思議とふと考えがひらめく。
というか、とっくに考えついていてもおかしくないのだが。
介護用品を扱っている会社が近くにあるのを思い出し、電話をかけた。
たぶん、どう考えてもそこの会社から購入したとしか思えなかったから。
すると、母の名前が会社の顧客名簿に残っていて、1万円の処分料を支払えば引き取ってくれるという。
車いすもあった。
使った記憶が思い出せないくらい、きれいな品だったが、その話をすると車いすはそこで購入したものではなかったが、ベットと車いす一緒で一万円で話がついた。


後日、回収する人が来た時に、一人だったので、私は手伝えない旨を言った。
すると、分解できるから大丈夫だという返事。
そこで初めて気がついたのだ。
分解できることを。
しかし、かなり時間はかかった。
分解は得意だが、こればかりは私でも出来なかったと思う。
このベットはすごくいい商品ですよ~と言われたが、どんなに値段が高いものでも、不用品になる。
回収されてがらんとなった部屋を見回すと、母が寝ていた光景が思い出されたが、感傷に浸っている暇はないのだと心に言い聞かせた。
この日を境に、私の断捨離に拍車がかかった。


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[ 2016/07/09 21:57 ] 断捨離・終活 | TB(-) | CM(-)

「病んでいるの?」と聞かれて。



3月末でリタイアした私は、4月はただただぼんやりとのんびりと過ごした。
そういう時に、姪の夫(仮にMとする)が遊びに来た。
姪とは、私の10歳上の38歳で亡くなった姉の子供だ。
姪とはいろいろな出来事があって、縁を切っているが、姪の夫とはお互い名前で呼び合うほど、仲がいい。
何かあったら連絡があると思っていたけれど、一向に連絡がないから遊びに来たよ~という感じで家に来た。

Mに家を売ったこと、この地を離れることを話した。
その年で、体も悪いのに、どうしてそんなことをするのだと言われた。
そして、Mの友人で空き家を持っている人がいるから、そこを借りればいいと言ってくれた。
だが、私はここを離れたいのだと言ったのだ。

Mは「友達はいないの?」と聞いてきた。

カラオケをしたり、ご飯を食べに行ったりする友達はいるよ。
だけど、そういう友達が、実は私が好きな人なのかというと、案外そうでもない。
つまり、私はこの人が嫌いなんだって不意に気がついたりする。
そういう人と友達ごっこをしていることに疲れたりもする。
私の親友はF市とK市にいる。
めったに会えないけれどね。
私はね。私を好きな人と友達でいたいんじゃないのよ。
私自身が好きだと思う人が大事だってことだよ。

友達って数ではないからね。
だからといって、質でもない。
なんていうかね。
感性が合うってのが一番いいんだと思う。
もうさあ・・・本当に一人が好きって感じだよ。

・・・・というようなことを、私はMに話した。
そうしたら、Mが言った。

「あのさあ・・・・・病んでいるの?」

私はぶわっと吹き出し、爆笑してしまった。
疑問符はついていても、ケンシロウの有名なセリフをパクれば、「お前はもう病んでいる」と断定しているような聞き方だった。
病んでいるように見えるなら、病んでいるのかもしれないねと私は笑いながら答えた。

他人に理解させようとは思わないので、私は誰にも言わず一人で家の片づけをして引っ越しを迎えたのだ。






おまけです。(笑)







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[ 2016/07/07 21:17 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)
プロフィール

sofianohaha

Author:sofianohaha



5匹の猫たちを連れて、まったく知り合いもいない、私を知る人もいない小さな田舎町に引っ越しをしました。
質素にひっそりと暮らしている、ぼっち生活を綴ります。


我が家の猫たちの日常。

こちら ⇩
本館 
猫の耳もとで今夜もひとりごと