時を束ねて リボンをかけて

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「病んでいるの?」と聞かれて。



3月末でリタイアした私は、4月はただただぼんやりとのんびりと過ごした。
そういう時に、姪の夫(仮にMとする)が遊びに来た。
姪とは、私の10歳上の38歳で亡くなった姉の子供だ。
姪とはいろいろな出来事があって、縁を切っているが、姪の夫とはお互い名前で呼び合うほど、仲がいい。
何かあったら連絡があると思っていたけれど、一向に連絡がないから遊びに来たよ~という感じで家に来た。

Mに家を売ったこと、この地を離れることを話した。
その年で、体も悪いのに、どうしてそんなことをするのだと言われた。
そして、Mの友人で空き家を持っている人がいるから、そこを借りればいいと言ってくれた。
だが、私はここを離れたいのだと言ったのだ。

Mは「友達はいないの?」と聞いてきた。

カラオケをしたり、ご飯を食べに行ったりする友達はいるよ。
だけど、そういう友達が、実は私が好きな人なのかというと、案外そうでもない。
つまり、私はこの人が嫌いなんだって不意に気がついたりする。
そういう人と友達ごっこをしていることに疲れたりもする。
私の親友はF市とK市にいる。
めったに会えないけれどね。
私はね。私を好きな人と友達でいたいんじゃないのよ。
私自身が好きだと思う人が大事だってことだよ。

友達って数ではないからね。
だからといって、質でもない。
なんていうかね。
感性が合うってのが一番いいんだと思う。
もうさあ・・・本当に一人が好きって感じだよ。

・・・・というようなことを、私はMに話した。
そうしたら、Mが言った。

「あのさあ・・・・・病んでいるの?」

私はぶわっと吹き出し、爆笑してしまった。
疑問符はついていても、ケンシロウの有名なセリフをパクれば、「お前はもう病んでいる」と断定しているような聞き方だった。
病んでいるように見えるなら、病んでいるのかもしれないねと私は笑いながら答えた。

他人に理解させようとは思わないので、私は誰にも言わず一人で家の片づけをして引っ越しを迎えたのだ。






おまけです。(笑)







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