時を束ねて リボンをかけて

2016年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年12月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

一人暮らしは、あまく見られるのか。

年老いてしまうと、一人暮らしの特に女性は、他人にナメられてしまうのだろうか?
足元を見られるというか、あまく見られるというか、そういう意味で。
一人暮らしの友人などは、そう感じている人が多いのだが、私自身は意識したことがなかった。
そうそう人になめられるタイプではないと自分で思っていたから。
昨年までは。

昨年の10月から12月までの3か月間に、私は前の家の売却を不動産会社にお願いした、
その前にどこの不動産会社にするか、それを決めるのに2軒の不動産屋さんに自宅に来てもらい査定してもらった。


一つは地元の企業だがフライチャイズチェーンに加盟している不動産会社。
担当はまだ30歳になったばかり。
なかなか感じのいい青年で、最初は雑談をしながら、様子伺い。
冗談もポンポン出て、さぞかし面白いおばちゃんだと思ったと思う。
丸め込みやすいという意味においても。


私は自宅を解体して更地にして売却するつもりでいた。
不動産会社が中に入って解体業者に頼んだ場合の、解体費用はいくらくらいかかるかを聞いた。

すると、簡単な計算をして「200万くらいですね」と言った。
その言葉にためらいはない。
明るくあっさりと言われた。
ふざけた金額を言って~と内心私は思った。
だから、私は「解体屋から、いくらバックマージンをもらっているの?」と単刀直入に聞いた。
びっくりして私の目をじっと見て、即答した。
「バックマージンはもらっていません!」と大きな声できっぱりと言い切った。

その目は・・まあ・・下手な小説にすると「このような真剣な目をする彼が、嘘をつくはずはない・・・と私は思った。」なんて感じになるのかもしれない。(笑)
人のいい人ならその言葉を信じるかもしれないが、私は根性が悪い。(笑)

その目をじっとみつめ返した。
言葉を変えれば、にらみつけたんだけれど。
へらへらしていた私が、豹変した。(笑)

そして、今度は私も真剣に声のトーンを落として、冷静な口調で同じく聞いた。
「バックマージンはいくらもらっているかを聞いているのよ!」
すると私の目線を外して下を向いた。
そして下を向いたまま、「バックマージンはもらってないですが、小遣いはもらっています」と小さな声で答えた。

この若さでこんな味を覚えて、将来が見えるとは思ったが、この答えに私は満足したのだ。
私が会社にチクればこの青年はクビになるかもしれないが、まあ、会社に告げ口はしないだろうと踏んだから(それも甘く見られているのかもしれないが)正直に話したのかもしれない。
あくまでも、しらを切りとおすなら、話はここで終わる。
2,3千円の売買ではないのだから、こういうところで私を丸め込めると思われるわけにはいかないのだ。

長くなったので、今日はここまで。
まだ続きます。次回に。


にほんブログ村




| ひとりごと | 22:38 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |