時を束ねて リボンをかけて

2017年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年03月

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私はいまだに冬眠中。

この田舎町に引越してきて、まず驚いたことは国道を走る車のスピードだ。
車が多いわけではないが、どの車も軽く80キロの流れで走っている。
後続車がいないと思っていても、いつのまにかピタリと後ろに付かれてあおられるなんてことがある。
最初はどこにネズミ捕りがいるのか、白バイはどこに隠れているのかわからなかったので、その流れについていけなかった。
今では普通にその流れで運転している。

引越してきてから、パトカーを見たのは2回だけ。
白バイは見たことがない。
それで、やっと気がついた。
ネズミ捕りはやっていない。
白バイはない。
前に住んでいたところは、ネズミ捕りの場所や、うちのすぐ近くの交差点で白バイが隠れていたので、把握できていたけれど、人口比から考えれば当たり前のことだった。
信号機から信号機までの距離が長い。
その左右の道路の信号は感応式なので、車が止まっていなければ、信号は青のままである。
スピードが出るはずである。
引越してきたころは、あまりにも感応式の信号が多いのでそれに気づかず、はっと気づいて運転席から顔を出してその感応する場所を確認するということがよくあった。
私は19歳で免許を取得した。
若いときはそれこそスピード狂だったけれど、年とともに運転はおとなしくなっていたのに、この田舎町に来て、これほどスピードを出して運転するようになるとは思わなかった。
こういうところが高齢者が多いのに、田舎の不思議なところだ。
市立病院はないし、この町のことはまだよくわからない。
暖かくなったら、少し出歩いて、どこに何があるのか探検気分で把握しなければならないと思っている。

先日、庭にいたら、近所の50代の息子さんと二人暮らしの男性が声をかけてきた。
「何やっているの~」と、田舎の人はそういう話しかけ方をするみたいだ。
その人は散歩に行くと言っていた。
「○○○の前を通って×××のところまで行って、帰りは遠回りをして△△△を通って帰ってくる」と言っていた。
私は○○○も×××も△△△も、なんのこっちゃ~なのだ。(笑)
それがどこにあるのかさっぱりわからない。
それどこですか?なんてことを言うと話が長くなるので、「まあ、遠くまで行くんですね~」という返事だけはした。(笑)
その時に、せめて近所くらいはどこに何があるか知らないとだめだなと思ったのだ。
何しろ、いまだ冬眠中で引きこもりの人間としては、スーパーとホームセンターとドラッグストアーの場所さえ分かれば、不便はなにも感じないので。



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| ひとりごと | 22:19 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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風の便りで聞いて。

昨年の3月末で退職した時に、実はずいぶん引き留められた。
3月で、前の家を売り、こちらに引っ越しをすることを決めていたので、引き留められて有難いと思いながらも、私は自分の決めたこと実行に移した。

昨日、知人から電話があり、その会社が今年の1月末で事業を廃止したことを聞いた。
経営者は他にも事業をしているから別にそれでもかまわないのだろうけれど、従業員は解雇。
あの時、引き留められても、結局は解雇になっていたわけだ。
あの時の決断は、正しかったか正しくないのか結論はまだ出ていないが、1年遅れれば今の私はなかったと思う。
家は売れなかったかもしれないし、私はこの小さな今の家が気にいっているし、引越したことの後悔はない。
もし、あのままの生活が続いていたら、人が嫌いになり、憎むようになるという心の未熟さを持つ自分に対して、自己嫌悪だけが増幅されていたと思う。


目の前にたくさんの道があり、その道を歩いていても、もし間違っていたり失敗だったと思ったとして、また戻って違う道を歩いていけるほどの若さも時間もない身としては、後ろを崖っぷちにして決めた道を進むしかない。
リスクを承知で進むのであり、そういう自分を自分で、叱咤激励し、なだめたりおだてたりすることにも慣れてきた。
そして、私はこれでも毎日忙しくて、昔の同僚や知人や友人たちを思い出すこともない日々を送っている。

私は知人に言った。
「私を思い出す人がいても、私のことは、「引越したんだって」とか「この町にいないんだって」とか、そのうち「死んだんだって」とか(笑)そういうふうに風の便りに聞いて早く忘れてほしいのよ。」と。




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| ひとりごと | 21:33 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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しまっておくほど大切なものは、ない家だから。

ミシンを出すとアイロンも出さなきゃならない。
で、ミシンを片付けようかと思ったが、昔ベットカバーを作った布地がたっぷりあるので、ちょこっとミシンで遊んだ。
まず布地の洗濯。
かなり昔のものだから、一応洗濯した。
昨日したのだが、昨日はものすごい風で、あっという間に乾いた。

ついでに、試しに座布団も1枚洗濯機で洗った。
お客さんの来ない家なのに座布団が8枚ある。
これは私のものではなく両親のもので、使わないと思いながら座布団の上は猫が好きなので捨てられなかった。


私の机の椅子は、壊れてしまったので、前の家の時に使っていたダイニングキッチンの椅子を使っている。
ダイニングキッチンは引越の時にチェーンソーで解体して処分したけれど、椅子だけは1個残しておいた。


これの上に座布団を乗せている。
座っているうちにその座布団がずれたりする。
時々、この椅子の上で猫が寝ていたりする。

SN3U0048.jpg


洗った座布団は、乾くとそのままの形でふっくらした。
それを座布団そのものの外の布を破いてみると、化繊がまじっていない綿のわただった。
これを椅子の大きさに切った。
これが、大変。
ものすごく力がいる。
めんが詰まっているから、私の裁縫用のすぱすぱ切れる高級ハサミ(笑)でも、大変だった。

SN3U0039.jpg

それを洗ってアイロンをかけた布を、このわたに合わせて切って縫っただけ。
通常の座布団を敷いているよりはましになった。
自己満足の世界。(笑)

SN3U0044.jpg


明日も天気がいいので、また座布団を洗って猫用の棚のクッションがくたびれているので、おそろいで作るつもり。
車用にも座席にあわせて同じように作ろうと思っている。

しまっていても使わないものは、使うものに変身させなきゃ結局は無駄と同じだと思った。
もともと価値のないものばかりで、泥棒もびっくりするくらいの何もない家だけれど、私が死んだらどうせすべて処分だから、せめて生きているうちはどんどん使っていこう。



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| 針仕事 | 22:19 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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