時を束ねて リボンをかけて

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真実はどこにある。

昨年の9月の私のブログに彼女のことは書いてある。
一人で移住してきた、私と同じような近所の人。
付き合いきれず、私から避けた人だ。

おととしの9月に、癌で余命3ヶ月と宣告を受けたと言っていた人。

それでも最近まで元気で、ゴミ置き場などで会えば挨拶くらいは交わしていた。

その人の車が駐車場から無くなって、その人の家が無人になっているとわかったのは最近のことだ。
亡くなったのかな・・・と思った。
私から避けたから、そう考えるとちょっと心が痛んだ。

昨日の若い奥さんは、その彼女の家の隣の人。
だから、聞いてみた。
「お宅の隣の家の人・・・・・」と言ったら
「ああ、認知症のお婆ちゃんね。今施設に入ってますよ」と言う。
「ええっ!!!認知症????」
言葉にならなかった。
そこから聞いた話も衝撃的だった。

「認知症って‥そんなことはないんじゃない?」
「いや、認知症ですよ。言動がまともじゃない。
ひとの家の窓のところに立っていて、中を覗き込むし、それって私の家だけじゃないですよ」

確かに、私の庭に無断で入ってきたり、玄関ドアを開けると目の前にいたということは私も経験した。
だけど、話していて認知症だと疑ったことは、私は一度もない。

「夜中に、ワアワア騒いで、私の家の玄関ドアをバンバンたたくし、私の家が終わると向かいの家に行って同じことをして、そこが終わるとその隣の家に行って、ドアをバンバン叩いて騒ぐんですよ~」
これには驚いてしまった。
「警察よびたかったんですよ。私は妊娠中で、マジ怖かったんだから~」
そういうことが続いて、警察ではなく、妹さんに来てもらったのだそうだ。

私が避ける前に、すでにその人の近所の人たちに避けられていたとは。
というか、私だけが避けたと思っていたから、なおさら驚いた。

絶句。



私が引っ越してきて9か月。
赤ちゃんは10ヶ月。
私が引っ越してくる1ヶ月ほど前に赤ちゃんは産まれている。
更にその前の10ヶ月の妊娠期間中の出来事ということになる。
その妊娠期間中の中に余命3か月と宣告された一昨年の9月は入っているから、そういう現実に耐えられずにうつ状態で、周りに迷惑をかけるような行動を起こしたのだろうか・・・。
私は今でも彼女が認知症だとは思っていない。
ただ、痛ましいなあ・・・。
せっかく新天地を求めて引っ越してきたのに、こうやって周りに避けられてしまうのは。
私だってどうなるかわからないけれど。


私はその奥さんには、彼女と話したことがあるとは言わなかった。
だから、彼女の言動については一言も話していない。
知らない人の話を聞くふりをして、聞いていたのだ。


今日、我が家の右隣の別荘として利用している、ご夫婦が来ていた。
70代だと思う。
そのご主人に
「あそこのおばさんの車がこの頃ないけれど、どうしたの?」と聞かれた。
「施設に入っているそうですよ。荷物は家の中にそのままあるけれど、車だけ妹さんが持って行ったそうです。あの家のお隣の奥さんが言ってました」と私は言った。
「あぁ、赤ちゃんのいる奥さんね。施設に入ったなら、もう帰ってこれないかな。寂しくなるねえ・・・」

たまに挨拶を交わすくらいの人となら、上手につきあえた人なんだろうなあ・・・。


昨日の若い奥さんは、お婆ちゃんと言っていて、今日の別荘のご主人はおばさんと言っていたけれど、私が彼女から聞いた年齢は69歳だからね。
69歳と聞いたときは、あまりにも老けているので、病気で10歳も20歳も老けて見えるようになってしまったのだな・・・と、思ったのだけれど、何が真実なのか分からなくなってしまった。



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