時を束ねて リボンをかけて

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大人の対応って、難しい。

今日も寒かったけれど、昨日、あまりにも寒かったので銭湯みたいな温泉に行ってきた。
日曜だったからか、今までで一番の混みよう。
お昼の人の少ない時を狙ったのに、ここまで混んでいるとは思わなかった。
何しろ、洗い場の場所が取れない。
湯に浸かりながら目は空き場所を探し、空いた!と思ってもすぐ他の人に座られてしまう。
やっと見つけたが、洗い場を待っている人が多いので、これはもうさっさと上がるしかないと思った。


そういう時に、私の両隣の人たちは知り合いのようでそこでの会話。
左側の人が、何かを盗まれたと言っている。
ここは棚ではないが棚のような場所に、それぞれ自分の浴室内で使う荷物を置いておく。
私も大きめのポーチに頭を拭くためのタオルや洗顔フォームなどを入れて置き、洗い場が空けばそれを持って椅子に座るのだ。

左側の人がカゴに入っていた持ち物の、その中の一つがなくなっていると、右側の人に言っていた。
何気にそのカゴを見ると、マイシャンプー・マイリンスその他ごちゃごちゃ、いかにも高級品ですよ~満載のものが入っていた。
私はシャンプーもボディソープも、その浴場に備え付けでおかれているもので満足だし、こんなところでこだわりを持つことはしない。
ここまでいろいろ持ち込んでいる人を見たのも、実は初めてだ。
そして何かが盗まれたと言っている。

こういうことってさあ・・・。すごく不愉快だ。
周りの聞こえている人たちも不愉快になると思う。
盗まれたんじゃなくて、忘れてきたということも考えられるし、どうなのよ。
こんな場所で、しかもものすごく混んでいる場所に、盗まれるあるいは失くして困るものは持ち込むなよと言いたくなる。
右側の人の返答は「それだけ、持って行ってもねえ・・・」と冷静で曖昧な返事。
聞かされた方も返答に困るだろうよ。


それでも私はその話を聞かないふりをして、両隣もそれぞれ体などを洗い始めた。
私が顔を洗って、シャワーを顔にかけているときに、「ちょっと!かかっているわよ!」という声が聞こえた。
左側の人を見ると、泥状のパックを顔に塗っていて、そのパック顔で私に怒っているのだ。(笑)
そのパックの顔に、私のシャワーの水がかかったということなのだろう。

私は、声が大きい。
そして高い声ではないが、よく通る。
昔、朗読のボランティアに誘われたくらいだから。(笑)

だから、普段から大きな声なのに更に大きな声で謝った。
「申しわけありません!!!気がつきませんでした!!!」
そこで、あまりの声の大きさと浴室だから響くので一斉に周りの人が私たちを見た。
謝るときははっきりと明確にが私のモットー。(笑)

こういう時に恥ずかしいのは、謝っている方ではなくて、謝られた方だということは私の計算のうち。
そして、もう一度大きな声でオーバーに謝った。
「本当に申しわけありませんでした!!!大丈夫ですか!!!?」

これほどの大きな声で謝られるとは思っていなかったようで、あきらかに困惑して黙ってうなずいた。


正直いえば、・・・こんなに混んでいて次から次と洗う場所を待っている人がいるときに、パックなんてしているんじゃねえよ。
そんなことは家でやれよ・・・
というのが私の本音。
そして、こういってはなんだが、右側の人がシャンプーをしているときには、私にパシバシ泡が飛んできていた。
それでもいちいちそんなことで注意はしない。
そもそもここの洗い場は間隔が狭いので、協力してほしいと注意書きにも書いてある。


そして、右側の人が左側の人に、「私、終わったからこっちに移ってくる?こっちは角で少し広いから」と声をかけた。
その人はいいと断った。
だから、私は今度は右側の人に「申し訳ありません。気を使わせてしまって」と言った。
すると、その人が思いがけず「いいのよ~。お互い様なんだから~。こんなに混んでいるときはお互い様よ~」と大きな声で言った。


それで、分かった。
この微妙なやりとり。(笑)
両隣は知り合いではあるけれど、特別仲がいいというわけではないと。
そうでなければ、私にお互い様なんて言葉は言わない。



つまり、この右側の人が一番大人の対応ができている。
盗まれたと訴えかけられた時も、一緒になって怒るわけでもないし、さりげなくかわしている。
両隣は見たところ、70代か・・・・。
大人の対応って、場を読むということも含めて、難しいんだよね。
私はもちろんまだまだだけど。(;´・ω・)



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