私は尊敬される年寄りにはなれないが。

篠田桃紅 著
「103歳になってわかったこと」
「一人でも人生は面白い」という副題がついている。

2015年4月が初版だが、なぜか図書館の新刊コーナーに置いてあって、つい手に取って借りてきた。
薄い本だから全く時間がかからず読めた。
文章の最後に格言のようにまとめられている言葉は、必要だったのかな?と思う。
幻冬舎の発行だが、かなり編集の手というか編集者の好みでまとめられた本という感じがする。


篠田桃紅という人を私は知らなかった。

美術家
1913年(大正2年)生まれ。東京在住。
墨を用いた抽象表現主義者として、世界的に広く知られており
数えで103歳になった今も第一線で制作している。

と最後に書かれてあった。

抽象表現主義者?
これからして、無教養な私はウィキペディアを利用しなくてはならなかった。(笑)

内容は面白い本だと思う。
共感できるところもたくさんあるし、すでに私もそういう考えだと思うところもたくさんある。
24歳から一人暮らしで結婚歴はなく子供もいない。
現在も(この本が書かれた当時の103歳で)一人暮らし。
へたな自己啓発本を読むのなら、この本を読んだほうがいいと若い人にお勧めする。
昨年も105歳で本を出している。


あえて言えば、この人ほどの経歴や財力や交友関係がなくても、市井の人々の中にもこういう考えの人はそれなりにいるように思う。
例えば私の知人の母親でこのブログにも登場させたことがあるが、今年の5月に101歳になる女性である。
彼女の生きて来た道のりは決して平たんではなかったけれど、貧しい生活で学歴や華やかな経歴がなくても、私の心を動かすのに十分なものがある。
篠田さんに負けず劣らずの魅力的な人である。
私はその知人の母親を尊敬しているが、尊敬できるお年寄りは普通にいるのだと私は思う。
この頃の私は、どの人のどのような人生でもそれぞれが、いとおしいものなのだと思っているのだ。

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[ 2018/03/19 23:59 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)
プロフィール

sofianohaha

Author:sofianohaha



5匹の猫たちを連れて、まったく知り合いもいない、私を知る人もいない小さな田舎町に引っ越しをしました。
質素にひっそりと暮らしている、ぼっち生活を綴ります。


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