時を束ねて リボンをかけて

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彼女と私は、似ているのか?



今日は少し肌寒い。
朝方、寒くて4時半に目が覚めた。
そのまま起きて、コーヒーを飲みながらボヤンとしていた。

5月末に引っ越しをしたときの話が古臭くなる前に、少し書いておこう。


ゴミの管理人に会わせてくれた女性のことだ。
その帰り道、少し話していかない?と言われた。
荷物の整理も進まず猫たちの心理状態も心配だし、何よりも疲れていたのでできれば避けたかったが、引越してきて一番最初に親切にしてくれた人なので、じゃあ少しだけ・・ということで、彼女の家の縁側に腰を下ろして話をした。

「何人で引っ越してきたの?」
「一人です。」
「どうして引越してきたの?仕事とか?」
「いやいや仕事は3月辞めて・・・なんていうか・・ちょっと人生に疲れて、人間関係にも疲れて、誰も私を知らないところで暮らしたいと思ったんです・・。」
と笑いながら明るく話したら
「あら~私と同じよ~」
とそれから延々と話し始めた。

5年前に、親が別荘で使っていた他県のリゾートマンションから、こちらに移り住んだ。
東京の家は妹が相続して、自分はマンションを選んだ。
芸能人の○○○や×××なんかも別荘として使っているマンションだそうだ。
×××はねえ・・・と話されたが、私からすればくだらない話なのでカット。(笑)
親が自営業だったが財閥だったそうだ。
お嬢様育ちだったのね・・とは思ったが、話し方にその片鱗はない。(笑)
でも、変に気取って奥様然として話す人よりは、いいと思う。
彼女のマンションの部屋は広くて全室オーシャンビューだったそうだが、マンションはそういう部屋ばかりではなくて、小さくて西日だけが当たる部屋などもあって、そこに老夫婦が暮らしていたりする。
暇な人達が、彼女の部屋に夜な夜な集まって、毎日が居酒屋状態になった。
車も持ってない人ばかりで、アッシー君みたいになって、もういい加減に嫌になった。
そういう生活から逃げ出したくなって、そのマンションを売りに出した。


「どうして、この田舎町を選んだのですか?」と聞いた。
マンションは部屋数もあって大きいからすぐ売れるとは思わなかった。
ところがある会社が社員の保養所として使いたいということで、すぐに売れてしまった。
明け渡さなければならなくなってネットでいろいろ捜したが、偶然この家を見つけて、内覧に来たら、隣の家の庭が黄色い花が一面に咲き乱れていて、その庭に目を奪われて、その日に購入決定ということになった。
彼女の家は、変形した細い道の十字路の角地。
庭が道路に面している。
隣の家というのは道路を挟んでの家である。
そして彼女の家は私の家からほんの50メートルで、私の家から彼女の家の庭が見える。
彼女の家からは私の家の駐車場が見える。



彼女は私と似ているのか?

彼女はマンションを出るときに、電話番号をを変え、メルアドも変えて出てきている。
一切を断ち切っている。
私は、友達や知人は断捨離したが、全てを断捨離したわけではない。
大切な友達は、きちんと残し、今でも付き合いがある。
彼女の方が潔いのかもしれない。
だが、そこまでしなければならないということは、その後、だんだんと私なりにその理由が想像できてくるのだ。

長くなったので、次回へつづく。








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