時を束ねて リボンをかけて

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96歳の女性のその後。

「96歳の女性に魅了されて・・」というタイトルで本館の方に知人の母親のことを記事にしてUPさせたのは、3年前。
97歳の時も98歳の時も彼女のことを取り上げてきた。
そして、彼女は現在99歳。

実は私は彼女と会った。
話を聞くたびに素晴らしい!素敵な人!そんなおばあさんに私もなりたい!と、そういうことを連発していたら、、「会ってみる?」と言ってくれた。
そして家に遊びに行って、会わせてもらったのだ。
実際の彼女はユーモアのある、聞いていた以上の本当に素敵なおばあさんだった。
年よりもはるかに若くて、長生きには見た目の若さも大切なのだと妙に納得できた。
なんて言ったらいいか、詳しくは過去記事を読んでもらえばいいけれど、82歳で旦那さんを亡くし子どもに頼らずそのまま山の中で一人暮らしを始めた人だから、私の田舎町に移住を決めた原動力になった人だ。

昨晩、息子である知人から電話があって(仕事を辞めてから、現在は知人から友人に格上げしている・笑)、現在の彼女の様子を聞いた。

9月に誤嚥性肺炎を起こした。
微熱が下がらず、息子の方が根をあげて、かかりつけの医師に入院先の病院を探してもらった。
かかりつけの医師の友人が経営している病院で、引き受けてくれることになった。
救急車で運ばれたそうだ。
最初は痰を取り出すのに嫌がって、全てを取り切れなかったらしい。
トイレはおまるになった。
これでいよいよ寝たきりになるのか・・と息子は一応覚悟した。
3週間後退院が決まった。
その時院長先生が、もう1週間入院してリハビリをした方がいいと言った。
必ず歩けるようになるし、トイレにも行けるというので、お願いした。

現在の彼女は入院前と同じで、一人でトイレにも行くしお風呂にも入る。
食事だけは誤嚥性肺炎になりやすいので、お粥と刻み食になったそうだ。

入院した時に彼女は息子に「ここは姥捨て山だぞ」と言ったというのだ。
救急車で運ばれた99歳のおばあさんが、周りを見渡して年寄が多い現実を理解し、そういう言葉を発するということが、やはり並みの女性ではないのかも。(笑)

病室は4人部屋で、81歳、91歳、94歳、そして99歳の彼女。
90代の3人は認知症はなくて、81歳の人だけ認知症。
入院している間、94歳の女性が亡くなった。
退院するときに彼女は91歳の女性に「ばあちゃん、私は退院するからね。ばあちゃんも早く良くなって、退院できるようになってね」と言ったそうだ。
99歳が91歳にかけた励ましの言葉。
すごい。(笑)

そして息子は
「100歳まで生きる人間は、やはり普通の人間とはどこか違うのかもしれないなあ」と言っていた。


96歳の時の記事はこちら
97歳の時の記事はこちら
98歳の時の記事はこちら
どれも、長文です。
お時間のありますときに読んでください。
申し訳ありません。



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