小さな秋の中で。

お墓参りに行ってきた。

なんだか天気がよさそうで、お盆に行かなかったから行く気になって8時半に出発。

途中花を買って墓を掃除して両親への挨拶は簡単。
ごめんね。来れなくて。
私は元気だから~と報告。

それから、山の中にあるペット霊園に行った。
返骨してもらっていた5匹分のお骨を、合同墓地に納めたのは引っ越してから1匹亡くしてその仔を荼毘にした時だった。
その仔のお骨はまだ手元にあるが、この仔もいずれ納めるつもり。

両親の介護に私は悔いはない。
私なりに一生懸命やり切ったと思っているから。

だけど猫たちは違う。
どの仔にも、もっと何かできたのではないかと思っている。
あるいはやりすぎたのではないか、それが苦しみを長引かせたのではないかと、どの仔に対しても複雑な感情があり、最期の時を忘れることはできない。

秋分の日だからペット霊園の駐車場もたくさん車が停まっていた。
お墓参りの時期にはこれだけの人が集まるのか・・・。
ペットも家族というのは本当だ。
線香が絶えない。
個別の墓地にも合同墓地にも、飼い主が供えた猫缶、犬缶、ジャーキーや水のペットボトルがたくさん置かれていた。

お参りを済ませると敷地内で栗を拾っている年配のご夫婦に会った。
大きな栗の木があった。
栗のイガが敷地内の隅に集められていた。
ほとんどは空だったけれどそれでも残っているものもある。
私も真似てイガから出した。
小さいけれど中身は入っているそうだ。

栗の木があるのに気が付いたのは一昨年で、昨年も拾ったと言っていた。
もう16年もこの霊園に通っているのよと言っていた。
猫だったのか犬だったのか聞かなかったが、ずっと忘れられずにお参りに通ってきてくれる飼い主も立派。
この栗はお仏壇にお供えするそうだ。


そしてこの霊園を営んでいるご夫婦を褒めていた。
ペットを亡くした人の心に寄り添えていると・・・。
いつ来てもきれいに花が植えられていると・・・。
花壇が霊園を囲んでいるのだ。
宿根草ではなく1年草。
本業は農家だけれど、だからこそこれだけの花を植えるのは大変だと思うの・・と言っていた。
山の中にある霊園で不便だが、四季折々ここを訪れている事が分かる。
あまりにも静かな口調で話すので、もしかしたら、いまだにペットロスなのだろうかと一瞬思ったが、ここがこのご夫婦の心が安らぐ場所なのかもしれない。
私も見習って、頻繁に来なきゃなあ・・・。
親のお墓の前では思わなかったことだけれど。


小さな秋をペット霊園でみつけた。

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[ 2018/09/23 23:25 ] ひとりごと | TB(-) | CM(-)
プロフィール

sofianohaha

Author:sofianohaha
5匹の猫たちを連れて、まったく知り合いもいない、私を知る人もいない小さな田舎町に引っ越しをしました。
質素にひっそりと暮らしている、ぼっち生活を綴ります。



現在、
移住して2年が過ぎました。
5匹いた猫は4匹になり、相変わらず猫中心のひっそりとした生活を継続中です。